クラウドファンディングはインターネットで出資者を募り、資金を集める仕組みの事をいいます。
集めた資金で、事業を初めたり、途上国支援を行ったりなど、目的は様々です。
クラウドファンディングの種類は5つに分けることができます。
それぞれの特徴をまとめてみました。
目次
1.投資型
投資型のクラウドファンディングは、金銭でのリターンを得ることだけでなく、社会貢献のため発展途上国や貧困の地域への支援を行うことができます。
この投資型のクラウドファンディングは3つに分けることができます。
それぞれの特徴を説明していきます。
1−1.貸付・融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)
銀行から融資を受けるのが、一般的でしたが、それをクラウドファンディングで資金を集めるのが、貸付・融資型のクラウドファンディングです。
ソーシャルレンディングとも呼ばれることが多く、銀行から資金を借りることが難しい、中小企業や、途上国にお金を融資することができます。
ほとんどのケースで元本保証はありませんが、銀行に預金するよりも高い金利を得られるのが特徴です。
貸付・融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)サービスを提供している会社は国内に20社以上あります。
どのような会社があるかを知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
・ソーシャルレンディング(貸付・融資型クラウドファンディング)ができる国内22社の一覧と比較まとめ
1−2.ファンド型クラウドファンディング
ファンド型クラウドファンディングは事業に投資するタイプのクラウドファンディングです。
事業の売上により配当や、製品などを受け取ります。
ソーシャルレンディングと比較するとリスクは高くなりますが、大きな配当を得られる可能性もあります。
ファンド型クラウドファンディングサービスを提供している会社は、まだ2社と他の種類のクラウドファンディングと比較すると少ないです。
1−3.株式型クラウドファンディング
非上場の株式に対しての出資をつのる株式型クラウドファンディング。
一般的に非上場の株式を購入するためには、多額の資金が必要ですが、株式型クラウドファンディングの仕組みができたことによって、少額でも出資ができるようになりました。
大きなリターンを得られる可能性はとても高いですが、非上場の株式のため売却ができないリスクもあります。
・株式型クラウドファンディングサービスを提供しているおすすめ会社一覧
2.非投資型
2−1.寄付型クラウドファンディング
金銭や商品でのリターンを得る目的ではない、非投資型の寄付型クラウドファンディング。
地域の課題解決や、途上国支援の寄付がクラウドファンディングを利用して行うことができます。
・寄付型クラウドファンディング | 募金や寄付がネットからできる寄付型クラウドファンディングについて調べてみた。
2−2.購入型クラウドファンディング
商品やサービスに出資する購入型のクラウドファンディング。
クラウドファンディングで集めた資金で、商品やサービスの制作・開発を行う。
出資した金額によって得られるリターンが異なる。
先進的な商品に出資を募っている場合が多く、商品を購入する感覚で出資をすることができる。
3.まとめ
この記事では5種類のクラウドファンディングを紹介しました。
1.貸付・融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)
2.ファンド型クラウドファンディング
3.株式型クラウドファンディング
4.寄付型クラウドファンディング
5.購入型クラウドファンディング
クラウドファンディングの特徴の違いをご理解いただけたでしょうか?
まだまだ歴史が浅いクラウドファンディングで、これからも新しいタイプが生まれるかもしれません。
随時、記事内容は更新していきたいと思います。