絵本『えんとつ町のプペル』を制作するためにクラウドファンディングを利用し、多くの資金調達に成功したキングコング西野亮廣が書いた本を読んでみました。
クラウドファンディングを成功させるために、戦略を練り行動に移していったプロセスが書かれており、これからクラウドファンディングをする人は読んで見る価値はあると感じました。
その中で本を読んで、特にクラウドファンディングを成功させるために必要だと感じた事をこの記事に書いてみました。
1.常識を疑う
今までの世の中に無い、新しい商品やサービスを開発するためにクラウドファンディングを利用する人が多く、そのためには常識を疑い、今まで『当たり前』と感じていたものを壊す必要があります。
この本の事例だと、絵本づくりは1人でするのが業界の常識でしたが、『えんとつ町のプペル』という絵本を作る際には、クラウドファンディングで資金を調達し、制作チームを組み絵本の制作を行ないました。
もし、1人でするのが当たり前と考え、そこで思考停止してしまっていたら、クラウドファンディングすら利用していなかったでしょう。
2.行動する
そして、ただ気づくだけでなく、実際に行動する事の大切さも感じました。
『アイデアに価値はない』ホリエモンがよく言っていますが、行動しない限りそのアイデアが実現化することがなく、全くの無価値です。
3.戦略をもって資金調達を行う
ただ闇雲に資金調達を試みても、資金が集まるとは言えません。
しっかりと、支援者の共感が得られ、世の中に役立つものを作りだす必要があります。
4.自分一人でなく、周りの人も巻き込む
クラウドファンディングで資金が集まり、商品化ができた後もやらなければならないことは沢山あります。特にマーケティングは重要です。
多くの人に知ってもらうために、『えんとつ町のプペル』の著作権を放棄し、この本のファンの方々がクリアファイルなどのキャラクターグッズを作成し、認知度を上げていく話がありました。
このような仕組みを生み出すことで周りの人を良い意味で巻き込んで行くのが成功の秘訣だと思います。
5.まとめ
この本の著者のキングコング西野さんは、個性的な人だと思います。
この書籍の内容に関しても、好き嫌いが別れると感じました。
それでも、興味のある方は読んでみると良いかもしれません。